酉の市と熊手

十一月の酉の日、浅草の鷲神社、新宿花園神社、鷲在山長國寺(じゅざいさんちょうこくじ)などで行われる酉の市。

酉の市の由来に関しては、神道と仏教でそれぞれ違いますが、今ではどちらも「福をとり(酉)込む」「運を鷲づかみにする」といわれる縁起熊手が販売され、境内はたくさんの人でにぎわいます。
熊手は古くから農具、掃除道具、武具として使われていただけではなく、空間を浄め、魂をかき集める神具だったともいわれております。

熊手はそれ自体が縁起物であり、外にある福も集めるという、ただでさえパワフルな熊手。

そこに恵比寿さまや大黒さま、お多福、松竹梅など、さらに縁起物で満たした縁起熊手はとってもパワフルな招福アイテムなのです。

そんな縁起熊手も「福をかっこむ」期限は一年といわれており、年々大きな熊手に買い換えていく事でどんどん福運がとり込まれるとされています。

購入した熊手は一年間飾る事になるので、じっくりと選んで一番気に入った熊手を見つけて下さいね。
飾る場所は一般的に玄関の少し高いところや神棚、その年の恵方に向けて飾ると良いとされています。

…が! N山の熊手はどこに飾っても福運をきちんとかっこみます。お好きなところに飾ってお楽しみ下さい。

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